観戦記

観戦記

中野サンプラザの研究会

近代将棋1986年3月号、井出洋介さんの「井出洋介の勝負の目」より。  ちょっと原稿を書くのが遅れたお陰で、棋界の最新ニュースを聞くことができた。  ”ヒロベエ”こと中井広恵ちゃんが、林葉直子ちゃんを破って新名人になったという。  女流王将...
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「将棋界のマッチ」

近代将棋1986年4月号、池崎和記さんの第9回若獅子戦〔阿部隆四段-浦野真彦四段〕観戦記「大型新人、阿部四段登場」より。  関東の羽生善治四段(15歳)と並んで、将来の名人候補の呼び声の高い阿部隆四段(18歳)の登場だ。昨年6月に四段になっ...
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中原誠十段「すぐ指さなくてもいいんでしょ。9時10分まで考えるかもしれませんよ」

近代将棋1985年3月号、読売新聞の山田史生さんの第23期十段戦〔中原誠十段-米長邦雄三冠〕第7局観戦記「米長、十段位をも制す」より。  1日目夕刻というのに進行は遅い。中原が36手目を考慮中、5時半の封じ手時間がきた。  立会人の花村九段...
観戦記

33年前の写真観戦記に写っていた貴重な写真

近代将棋1986年4月号、弦巻勝さんの第11期棋王戦〔桐山清澄棋王-谷川浩司前名人〕第1局「カメラ観戦記」より。  昨年暮れ近代将棋の新年号を手に取って印刷の良くなった事に驚いた。これは活版からオフセットになったので記事の中の写真が今までと...
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「行儀のよい将棋指しやがって、ちっとも解説するところあらへん」

将棋マガジン1986年10月号、「思い出のアルバム 追悼!!高島一岐代九段」より。  高島八段は、当時「日本一の攻め将棋」という異名を奉られたほどの強烈無比な「攻めの人」。  一方、大山名人は自他ともに許す「日本一の受け将棋」であり、強靭無...