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加藤一二三九段が滝を止めた旅館のCMに出演した大山康晴十五世名人

将棋世界1982年6月号、能智映さんの「棋士の楽しみ」より。 大山は第一人者の地位を永く保っている人だけに、CMにも数多く出演している。テレビのCMだけでも5つや6つではないはずだ。(中略) 大山と近しい日中象棋協会の藤尾英之介氏は、これに...
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戦慄の石田流破り応用編

将棋世界2002年1月号、河口俊彦七段(当時)の「新・対局日誌」より。 この日も、特別対局室で丸山名人が行方六段と対戦している。 戦型は十八番の「横歩取り」。両者慎重に指し進めて、1図となった。行方六段が▲6六歩と突いたところだが、これだけ...
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大山康晴十五世名人「囲碁といっしょに三番勝負はできないものか?」

将棋世界1982年2月号、能智映さんの「棋士の楽しみ」より。 先の小説「名人」に出てくる大竹七段はいまの大竹英雄十段でなく、その師にあたる故・木谷九段である。その木谷に大山や丸田がからむ昔話を得意げに語るのは、ベテラン観戦記者の日色恵氏(元...
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米長邦雄棋王(当時)「変人と奇人の対決です」

将棋世界1982年1月号、読売新聞の山田史生さんの第20期十段戦七番勝負第1、2、3局盤側記「加藤米長、盤外でも闘志」より。 加藤一二三十段と米長邦雄棋王による十段戦七番勝負が始まる前、キャッチフレーズを作ることの好きな米長は、こういった。...
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中原誠十六世名人の信じられないような大逆転

将棋世界1981年12月号、第22期王位戦〔中原誠王位-大山康晴王将〕「中原王位、苦闘の防衛を語る」より。 第22期王位戦は、タイトル戦では3年ぶり18回目の対戦という、中原-大山、両雄の顔合わせになった。一時の無冠から驚異の復調ぶりを見せ...