読む

読む

親切で丁重で言葉づかいがよそ行きになっている村山聖八段(当時)

将棋世界1996年3月号、河口俊彦六段(当時)の「新・対局日誌」より。 王将戦が開始されると同時に、七冠王への秒読みが始まったようである。話題になるだろうとは思っていたが、これほどとは予想していなかった。 なにしろ第1局が終わった翌日の、ス...
読む

羽生善治六冠(当時)が佐藤康光前竜王(当時)に贈った花

将棋マガジン1996年3月号、米長邦雄九段の「さわやか流・米長邦雄のタイトル戦教室 王将戦は四人の総力戦だ」より。 いよいよ年が改まって、昨年の再現と相成った。羽生善治の七冠王が誕生するのか、それとも谷川浩司が王将の一冠を死守するのか。昨年...
読む

行方尚史五段(当時)「なんだ、この手は!? この錯乱者め!!」

NHK将棋講座1996年2月号、畠山直毅さんの竜王戦七番勝負「覇者の条件(2)」より。 竜王戦が終わった。佐藤のリードを追い上げ、結果は4勝2敗で羽生の竜王初防衛。両者の戦いは、特に最終局となった第6局は、凄絶を極めた。 この2人の「対話」...
読む

「振飛車がシロウト将棋に普及したのは、テレビでNHK杯戦が放映されてからではないかと思う」

将棋マガジン1990年1月号、2月号、高橋呉郎さんの「剣豪作家の四間飛車」より。 五味康祐氏と将棋を指していて、ほんとうに斬られるのではないかと思ったことがある。  中盤戦のまっさい中に、私は勢いよく銀を打った。とたんに五味さんが大声を発し...
読む

中原誠永世十段「易々と挑戦させちゃいけないですね、ね、森内君」

将棋世界1996年2月号、沼春雄五段(当時)の第45期王将リーグ最終日 羽生、王将戦挑戦者に!!「七冠への道」より。 棋士は重大な勝負に敗れた後はなかなか立ち直れないといわれている。 特にその一局にかけるものが大きいほど敗戦のショックも大き...