読む 将棋ネット事始め 近代将棋1992年7月号、武者野勝巳五段(当時)の「プロ棋界最前線」より。 私が公式戦の棋譜をコンピュータに入力し、活用していることをたびたび紹介してきたが、最近はこのほかにコンピュータの情報を電話回線に乗せてやりとりする「パソコン通信」と... 2020.05.01 読む
読む 大山康晴十五世名人「将棋というのはおもしろいものでね、確信のない、不安な気持ちで指した好手よりも、自信持って指した悪手の方がいい結果が出る、ということがあるんです」 将棋世界1992年12月号、奥山紅樹さんの「棋士に関する12章 棋士とは何か」より。「名人になる法」に対する大山康晴十五世名人の答え。「棋士が強くなるためには、謙虚さが必要です。謙虚であると同時に、自信を持つということ。これが名人になるため... 2020.05.01 読む
読む 大山康晴十五世名人への追悼の意を込めた一局(羽生善治棋王-中原誠名人戦) 将棋世界1992年11月号、「公式棋戦の動き」より。JT将棋日本シリーズ 羽生-大山戦は羽生の不戦勝となったのでかわりに特別対局として羽生-中原戦の公開対局が行われた。 先手の羽生が大山十五世名人が愛用していた四間飛車に振ると、中原は棒銀戦... 2020.04.30 読む
読む 「将棋界に新しいスターが誕生した。郷田真隆、デビューしてわずか3年、C級2組四段の青年が、時の四冠王谷川浩司を向こうにまわし、押し切ってしまった。四段でのタイトル獲得は将棋界初のこと」 将棋世界1992年11月号、グラビア「郷田、四段で初のタイトル獲得」より。 1992年9月9日、午後5時44分、将棋界に新しいスターが誕生した。郷田真隆、デビューしてわずか3年、棋界で最低位のC級2組四段の青年が、時の四冠王谷川浩司を向こう... 2020.04.29 読む
読む 大山康晴十五世名人「困った子だね」 将棋マガジン1992年10月号、高橋呉郎さんの「形のメモ帳:林葉直子 大人になった天才少女」より。 松本清張が亡くなった。大山康晴十五世名人につづいて、また巨木が倒れた。 存在が偉大すぎたこととはべつに、両者には、大きな共通項がある。清張さ... 2020.04.28 読む