棋士のエピソード

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三浦弘行五段(当時)「本当に、これに書いちゃっていいんですか?」

将棋世界1995年10月号、「読者が作る声のページ レタープラザ」より。三浦五段ありがとう!! 先日行われたIBM杯の表彰式場で、タイトル戦中の三浦五段をおみかけし、サインをいただいたのですが失礼を省みずゲームボーイの裏に書いていただきまし...
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真部一男八段(当時)「この世に仕合わせはない。あの世にも仕合わせはない」

将棋世界1995年7月号、河口俊彦六段(当時)の「新・対局日誌」より。 終わるとすぐ真部君が控え室へ引き揚げて来た。井口記者が声をかけ、碁を打ちはじめた。かまってくれる人がいるとは、真部君も仕合わせだ。彼は判っていて、二局打ち、1勝1敗、ち...
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真部一男八段(当時)の家に遊びに行った森内俊之八段(当時)、郷田真隆八段(当時)

将棋世界1995年4月号付録「全棋士出題詰将棋+私の近況」より、真部一男八段(当時)〔ヒント〕玉を攻め駒に引き寄せる。〔解答と近況〕(解答は略) 仲間を集めてクイズ大会を時々拙宅で催しております。弱い者同士でやっていると、これが中々楽しいも...
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酒の肴になりかけた郷田真隆五段(当時)

将棋世界1995年10月号、河口俊彦六段(当時)の「新・対局日誌」より。 控え室へ引き揚げると、郷田五段が遊びに来ていて、出版部の中野君と碁を打っていた。覚えたばかりのようだから、棋力云々はなし。将棋で言えば、駒組みを知っているが、詰まし方...
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藤井システム誕生前夜

将棋世界1995年9月号、河口俊彦六段(当時)の「新・対局日誌」より。 プロの技術は進歩しつづけているのだろうか。 たしかにトップの羽生は最高記録を伸ばしている。陸上の百メートルでいえば、9秒9から、9秒89にちぢめた。そんな感じである。 ...