棋戦

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タイトル戦での持将棋

昨日の王位戦第3局は、王位戦では初めての持将棋となった。タイトル戦での直近の持将棋は1992年12月21日に行われた第61期棋聖戦第2局、郷田真隆王位-谷川浩司棋聖戦。その前が、1991年10月24日~25日の第3期竜王戦第1局、谷川浩司竜...
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6勝のプレーオフ

将棋世界1986年2月号、「第44期A級順位戦」より。N いやー驚いたね、驚いた。M 何がどうしたんですか。N いやね、12月16日に米長-勝浦戦が終わった時点でも何と、まだ全員が5勝5敗になる可能性があるんだよ。H ええっ本当ですか。そう...
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王位戦秘話(3)

将棋世界2003年10月号、高林譲司さんの「王位戦秘話」より。 タイトル戦の場合、対局室の厳粛さを保つことには最大限に腐心するものの、記者室や食事の席は存外和やかなものである。どうやら王位戦はその雰囲気が一層顕著のようで、ついついハメを外し...
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羽生善治三冠が最も印象に残っているタイトル戦(最終回)

羽生善治三冠が最も印象に残っているタイトル戦。将棋マガジン1990年3月号、山田史生さんの、「第2期竜王戦七番勝負、激闘のあとを振り返る」より。 富山対局のあと、島はやや落ちこんでいた。二勝のあと三連敗では無理もない。「あーあ、竜王もあと十...
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羽生善治三冠が最も印象に残っているタイトル戦(衛星放送編)

羽生善治三冠が最も印象に残っているタイトル戦。将棋マガジン1990年3月号、山田史生さんの、「第2期竜王戦七番勝負、激闘のあとを振り返る」より。 第四局は北海道層雲峡(朝陽亭)にて。十一月半ば、もう外は雪が降ったりやんだりの冬景色だった。 ...