自戦記

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初対面の棋士同士が対局する時の挨拶のしかた

将棋マガジン1995年7月号、中村修八段(当時)の第7回IBM杯昇級者激突戦(対 久保利明五段)自戦記「頑張りを見せた一局」より。  数年前より、将棋の資料整理のためにコンピュータを使うようになった。  将棋の研究にコンピュータを使うことに...
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谷川浩司王将(当時)「最後の最後で、羽生名人の七冠独占を阻止する事ができた。そして、タイトル戦での連敗もやっと7で止めた」

将棋マガジン1995年6月号、谷川浩司王将(当時)の第44期王将戦七番勝負第7局〔対 羽生善治六冠〕自戦記「充実した一日」より。  A図で羽生名人が24分考えたところで昼食休憩になった。  部屋に戻って浴衣に着替えて、カレーライスを食べる。...
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谷川浩司王将(当時)「炬燵の上に置かれた一枚のFAXを見て、その酔いも吹っ飛んだ」

将棋マガジン1995年3月号、井口昭夫さんの第44期王将戦七番勝負第1局〔羽生善治六冠-谷川浩司王将〕観戦記「燃える両者、気合の激突」より。  時代の流れが早くなった。谷川浩司が21歳で名人になった時、もう二度とこんな天才は現れないだろうと...
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郷田真隆五段(当時)が長考の間に考えていたこと

将棋マガジン1992年2月号、郷田真隆五段(当時)の第53期順位戦C級1組〔対 真田圭一五段〕自戦記「受け切って勝つ」より。  今期の順位戦、真田五段との一局を紹介したいと思う。  私は今年度、これまでのところは割合好調でまずまずの成績と思...
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窪田義行四段(当時)「この日の事は、心の財産として決して忘れないでいよう」

近代将棋1995年2月号、窪田義行四段(当時)の第13回全日本プロトーナメント〔対 加藤一二三九段〕自戦記「勇を鼓して大豪に挑む」より。  読者の皆様こんにちは。「四間一筋」四段の窪田です。私はデビュー以来様々な形で誌面を拝借していますが、...