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雁木は雁木ではなかった

将棋マガジン1990年4月号、東公平さんの「明治大正棋界散策④ 東京本所相生町」より。 へんな話で申し訳ないが、私は以前から「雁木」の駒組みについて、というより、名称について疑問を持ち続けている。 古い本を見ていると、あっちこっちに雁木とは...
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谷川浩司棋聖(当時)「忘れもんですよ、姉ご」

将棋マガジン1993年5月号、鹿野圭生女流初段(当時)の「タマの目」より。ある宴会が終わって谷川棋聖「忘れもんですよ、姉ご」(と言って扇子を差しだす)タマ「あっ、どうも」(後日)タマ「谷川先生に姉ごって言われたあ」一同「ドーーッ(大受け)」...
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中井広恵女流名人(当時)「恋をしても強くなる」

将棋マガジン1990年1月号、中井広恵女流名人(当時)の「相居飛車のすすめ」より。”おめでとう” 何度言われてもうれしいものですが、肝心の将棋の方は負けてばかり。 ”恋をしても強くなる”と言った手前、タイトルを奪われるわけにはいきませんから...
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将棋大河ドラマ

将棋マガジン1993年2月号、バトルロイヤル風間さんの「将棋バックドロップ」より。 NHKの大河ドラマの主人公に大山十五世名人を提案する。 その人生は昭和史そのものであり、現代に珍しい立志伝であり、キャラクターも立っているし、晩年までドラマ...
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郷田真隆五段(当時)「そんな手、一秒も読んでないよ」

将棋マガジン1994年9月号、高林譲司さんの王位戦第1局観戦記「王位戦初の公開対局」より。 王位戦七番勝負に郷田五段が戻って来た。しか間髪を入れずに、である。 迎え撃つ羽生王位も「リターンマッチは精神的に大変。私にはできないことです」と、郷...