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丸山九段とホットケーキ

丸山九段の昔の得意技。近代将棋2004年6月号、大矢順正さんの棋王戦第4局観戦記「谷川、16年ぶり、棋王に」より。 丸山棋王の超暑がりは知る人ぞ知る有名な話。 このシリーズでも対局場検分で一番気にしたのが部屋の空調であった。暑がりのせいと関...
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団鬼六「珍妙な賭将棋」

今日は団鬼六さんの葬儀・告別式。団鬼六さんへの弔意を込めて、団さんが40代の頃に書いた将棋の随筆をお届けしたい。将棋世界1972年8月号より。珍妙な賭将棋 中学生の頃、親父から小遣いをもらうには親父と将棋を指して勝たなければならなかった。 ...
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羽生先生と言いなさい

関西将棋会館の近所の店で交わされた面白い話。近代将棋2004年10月号、故・池崎和記さんの「関西つれづれ日記」より。 昼休みになり、鈴木(大介)八段から「池崎さん、何か(出前を)頼みました?」と聞かれた。「いえ、頼んでません」「じゃあ一緒に...
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羽生名人の「かえって話が早かったですね」

羽生七冠が誕生したのは1996年2月14日、王将戦第4局(羽生善治六冠○-谷川浩司王将●)。その2週間前の王将戦第3局打ち上げでの出来事。羽生七冠誕生の直後の1996年3月に発行された田中寅彦九段の「羽生善治 神様が愛した青年」より。 第三...
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金で王を失う

今年は芸術家の岡本太郎生誕100周年。いろいろな周年記念事業も行われる。→岡本太郎生誕100周年記念事業公式サイト岡本太郎は、漫画家の岡本一平と歌人で作家だった岡本かの子との間に長男として生まれる。今日は、岡本一平と将棋の話。近代将棋195...