読む

読む

好きな駒

昔の将棋年鑑を見る機会があったので、棋士名鑑の中からトピックスを。1990年の将棋年鑑には、「好きな駒は?」という質問がある。中原誠名人は桂馬、羽生善治竜王は飛車、谷川浩司九段は角、をはじめとして、多くの棋士がどの駒が好きかを答えていた。と...
読む

ハードボイルド作家が描いた関西将棋会館と将棋博物館

大沢在昌さんのサスペンス小説「走らなあかん、夜明けまで」には、関西将棋会館と今は無くなってしまった将棋博物館が舞台として登場してくる。主人公は坂田勇吉という東京の20代の会社員。坂田勇吉は坂田三吉と一字違いの名前だったので、子供の頃から将棋...
読む

仲の良い二人

藤井猛九段と行方尚史八段は仲が良い。昼食「注文なし」、の時の昼食風景。将棋世界1999年2月号、行方尚史五段の自戦記「藤井システム撃沈」より。(棋聖戦 藤井猛竜王-行方尚史五段戦)「一応おめでとう」第4局の打ち上げの席で新竜王にビールをつが...
読む

琴棋書画

「琴棋書画」という言葉がある。琴棋書画(きんきしょが)とは、中国古来より士大夫(上級官吏)における必須の教養のことで、あくまで趣味の範囲ではあっても玄人はだしであることが求められた。日本では江戸時代、文人趣味が広まるにつれて盛行した。平安時...
読む

1997年7月の村山聖八段

1998年8月8日は、村山聖九段が急逝した日。近代将棋1997年10月号、故・池崎和記さんの「福島村日記」より。村山九段が亡くなる1年前の7月に行われた対局の様子…深夜、B級1組順位戦の丸山-村山を見に行く。もう終わっているだろうな、と思っ...