読む

読む

「ぎりぎりの終盤で、手洗いに立った森はそのままドアの前で立ちつくしていた。握りしめた左手のおしぼりが、ぶるぶるとふるえていた」

将棋世界1989年1月号、福本和生さんの「検証・素顔の棋士達 森雞二王位の巻」より。 昭和60年7月、第46期棋聖戦の五番勝負第2局は、ロサンゼルスのホテルニューオータニで行われた。  米長邦雄棋聖に挑戦者が勝備修八段(現九段)で、米国本土...
読む

二上達也九段「そろそろわが将棋人生にピリオドを打つ時期が迫ってきました」

将棋世界1987年12月号、福本和生さんの「検証・素顔の棋士達 二上達也九段の巻」より。森の必敗局が… 昼食はいつものように、ざるそばが用意されていた。伊豆長岡「石亭」の広い座敷の食卓にそばが並べられ、エビや野菜の天ぷらが置かれ、いつでも食...
読む

カニカニ銀夫人

将棋世界1989年3月号、池崎和記さんの「棋士の女房・お袋さん 児玉佳津子さん(児玉孝一六段夫人)」より。カニカニ銀夫人、登場 児玉孝一六段は、私がもっとも敬愛するプロ棋士の一人である。 居玉のまま、二枚銀を前線に繰り出してガンガン攻める「...
読む

「六段になるまで結婚したらアカン」

将棋世界1988年11月号、池崎和記さんの「棋士の女房・お袋さん 東みどりさん(東和男六段夫人)」より。 米長九段が結婚するとき「一.亭主関白を認めよ」で始まる”五箇条の御誓文”を突き出して、夫人にOKさせたという有名な話がある。 東六段夫...
読む

板谷進八段(当時)の百万言に相当する心のこもった一言

将棋世界1988年7月号、池崎和記さんの「棋士の女房・お袋さん 小林映子さん(小林健二八段夫人)」より。「私が先生と初めてお会いしたのは、今からちょうど16年前、あの浅間山荘の事件の直後であった」 と、小林健二八段は『将棋マガジン』5月号に...