読む 泉正樹六段(当時)「藤井猛六段は16歳6級から今日まで自身を完璧なまでに貫いている。おそらく、普通の人の何倍も努力しただろう。年齢よりも気持ちが大事と、証明してくれている」 将棋世界1996年4月号、泉正樹六段(当時)の「公式棋戦の動き」より。全日本プロトーナメント 藤井といえば、振り飛車党の中では一、二を争う強腕の持ち主。順調に昇級、昇段を重ねているから苦労がないように見えるが、実際は違う。15歳の頃は奨励会... 2020.12.30 読む
棋士のエピソード 佐藤康光七段(当時)「……あのねえ」 将棋世界1996年4月号、先崎学六段(当時)の「先崎学の気楽にいこう」より。 1月某日―都内某所にて、河豚を食う会が開かれた。前期の竜王戦で、まあ僕は決勝で負けた訳だが、その後に、友人になぐさめ酒をつき合って貰った。「いや、佐藤君は強かった... 2020.12.29 棋士のエピソード
アマ列伝 神か邪神が乗り移ったような終盤戦 将棋世界1984年7月号、H記者の第16期女流アマ名人戦観戦記「湯川さん、三度目の栄冠」より。 昭和43年に誕生した女流アマ名人戦。今年で16回目を迎え、5月13日(日)に東京・千駄ヶ谷の将棋会館で行われた。(中略) 10時20分より開会式... 2020.12.28 アマ列伝
自戦記 佐藤康光七段(当時)「研究会等で指した事はあってもやはり公式戦となると違ったものが見えてくる。やはり公式戦こそ一番の勉強の場といえる」 将棋世界1996年4月号、佐藤康光七段(当時)の第37期王位戦〔対 丸山忠久六段〕自戦記「丸山流に翻弄される」より。 昨年の私は良かったり悪かったり様々であったが年末に幸運にもA級昇級を決める事ができ、終わり良ければ全て良しという訳ではない... 2020.12.27 自戦記