"村山聖"

棋士のエピソード

世の中で一番恐ろしい控え室

将棋世界1995年8月号、河口俊彦六段(当時)の「新・対局日誌」より。  そうして控え室にいると、先崎六段と北浜四段が継ぎ盤を作りはじめた。いつの間にか、村山八段がテーブルにひじをついてぶすっと眺めている。道場の用心棒、といった感じだ。  ...
将棋ペンクラブ

第26回将棋ペンクラブ大賞贈呈式の一日(前編)

9月19日に第26回将棋ペンクラブ大賞贈呈式が開催されました。 ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。 ということで、将棋ペンクラブ大賞贈呈式の日の日記です。 ----- 16:45 会場であるスクワール麹町に到着。湯川博士さん、湯...
インタビュー・対談

森内俊之八段(当時)「人間同士の戦いですから絶対的なものはないんです。だからそこは、ごまかしながらやっていくしかないです」

将棋世界1995年6月号、故・池崎和記さんの「昨日の夢、今日の夢」より、森内俊之八段(当時)「最大の勝負どころは『中盤』にある」。  二人のA級八段が誕生した。24歳の森内俊之と、25歳の村山聖である。  もう6、7年前になるだろうか。南芳...
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将棋スターウォーズ

将棋世界1995年2月号、神吉宏充五段(当時)の「今月の眼 関西」より。  最近、関西にパワーがなくなっているように感じる。何故か…答は簡単、関西を引っ張っていた二人の牽引車、竜虎に元気がないからだ。 その昔いやほんの少し前だ。谷川・南と言...
絶妙手

「『羽生の頭脳』破り」破り

将棋世界1995年1月号、桐谷広人六段(当時)の「公式棋戦の動き」より。 王将戦 11月11日の羽生-村山戦は『羽生の頭脳9・激戦!横歩取り』の本と57手目まで同じように進んだ。 9図は52手目に後手が△7五同歩と銀を取り返した局面。 本で...