"村山聖"

観戦記

先崎学五段(当時)「どうや、これ。のぞいていくやろ」

近代将棋1992年1月号、鈴木宏彦さんの第14回若獅子戦決勝〔先崎学五段-村山聖五段〕観戦記「暴れた暴れた先崎優勝」より。  バタバタと先崎が対局室に駆け込んで来た。午後1時きっかりだ。カラシ色の綿シャツ。ノーネクタイ。でっかいスーツケース...
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泉正樹六段(当時)「これから先は、決して食事をしながら読まないでください」

将棋マガジン1991年11月号、泉正樹六段(当時)の「囲いの崩し方」より。  ”警告”これから先は、決して食事をしながら読まないでください。 〔ヒント〕日本人においては、3人に1人の割合でかかる病。 〔候補病名〕①盲腸 ②水虫 ③痔  どれ...
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谷川浩司竜王(当時)がビリッと破り捨てる仕草をしたもの

将棋世界1991年10月号、神吉宏充五段(当時)の「対局室25時 大阪」より。  8月2日、金曜日。久しぶりに谷川竜王の顔を見る。この日は村山と全日プロの対局。 「最近はなんや対局がようさんあって忙しいとちゃいますか」 「……はあ。去年はタ...
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2019年を振り返る(多く読まれた記事)

2019年、トップページ以外で多く読まれた記事TOP50。 羽生善治五段(当時)「大学には、たぶん行ってないでしょう。5年後の目標はA級八段です。タイトルは、取れればいいけど、そううまくいかないかもしれません」 「もう投げるから羽生君を呼ん...
奨励会

杉本昌隆三段(当時)「一刻も早く四段にならねば……」

将棋世界1990年9月号、「奨励会人物紹介 杉本昌隆三段」より。  三段リーグもいよいよ終盤戦、関西の期待は杉本三段である。現在8勝4敗と三番手ながら、残り全勝ならば、直接対決もあるので逆転出来るかもしれない。  彼は今21歳であるが、11...