読む 中原誠十六世名人「そのとき私が”くれぐれも酒には気をつけてください”なんて話をしてはいたのですが……その二人も、いまはもういません」 将棋マガジン1988年6月号、中原誠名人の「私のベスト十二局」より。 王将戦の時期と、名人挑戦者決定戦決定の時期とが近いので、そのあたりのことにも触れておこうかと思います。 この年度(1984年度)のA級リーグは出場者が9人(大山十五世名人... 2019.09.20 読む
自戦記 羽生善治五段(当時)「防戦一方で諦めの悪い僕もさすがに負けを覚悟しました」 近代将棋1988年8月号、羽生善治五段(当時)の第38期王将戦予選〔対 大山康晴十五世名人〕自戦記「大名人との一局」より。 僕の連勝が18になった後、大山十五世名人と対戦することになりました。 以前、某将棋雑誌の企画で対戦しましたが、全く歯... 2019.09.19 自戦記
読む 「将棋連盟が甦った日」 近代将棋1988年10月号、湯川博士さんの書評エッセー「将棋連盟が甦った日」より。 悔しいが、将棋小説はあまり部数が出ないといわれている。 知り合いにSF小説の売れっ子作家がいて、将棋を少々指す。彼が出版社の奨めもあって将棋小説を書き、まと... 2019.09.18 読む
読む 米長邦雄永世棋聖「序盤を研究するのは、ファッションのセンスを磨くようなものだ」 将棋マガジン1991年2月号、高橋呉郎さんの「米長邦雄 サービス精神の疾走」より。「この男、できるな」<宿へ戻って、また室内遊戯。 僕は、そこで、非常にいい光景を見た。米長と真部とで碁を打ちそうになったので、僕、オセッカイにも、将棋を指し... 2019.09.17 読む
インタビュー・対談 「棋士の妻になってよかったと思っております」 将棋世界1989年4月号、炬口勝弘さんの「棋士の女房・お袋さん 原田栄子さん(原田泰夫九段夫人)」より。お嬢さん育ち「司令官の娘というのは、忠君愛国という思想のせいか、率直に言って色香が漂わない。結婚は同情結婚。お互いに同情、人命救助の結婚... 2019.09.16 インタビュー・対談