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「おい、知ってるかい。中田宏樹五段て、温和で虫も殺さない感じだろう。ところがオイチョカブをやると別人なんだ」

将棋マガジン1990年9月号、「公式棋戦の動き 勝ち抜き戦」より。 巷の話。「おい、知ってるかい。中田宏樹五段て、温和で虫も殺さない感じだろう。ところがオイチョカブをやると別人なんだ」「どんな風に?」「手付きがプロみたいに素早く、表情、仕種...
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「棋士が続々天童へつめかける。羽生の骨を拾ってやる、と言うのが先崎五段らだ」

将棋マガジン1991年2月号、読売新聞の山田史生記者の「第3期竜王戦七番勝負終了 シリーズを振り返って」より。 七番勝負敗者の後ろ姿は常に淋しげで哀愁が漂うものである。十段戦以来、毎年幾多の後ろ姿を見て来た。大山、中原、加藤、米長、桐山、福...
将棋関連書籍Amazon売上TOP10

将棋関連書籍amazonベストセラーTOP30(2019年5月18日)

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観戦記

谷川名人の弟弟子、と人から言われるのが何よりも嬉しかった井上慶太四段(当時)

近代将棋1984年11月号、池崎和記さんの第8回若獅子戦〔井上慶太四段-神吉宏充四段〕観戦記「関西流ケンカ将棋」より。 神吉宏充四段(内藤九段門下)と井上慶太四段(若松六段門下)は、師匠が同門(故藤内八段門下)のせいか兄弟弟子のように仲がい...
講座

油断一秒地獄絵図

将棋マガジン1991年1月号、泉正樹六段(当時)の「囲いの崩し方」より。 さて、本題に入る前に、勝つための重要な一つの要素を考えてみます。 当然のことながら、将棋は相手と一手ごとに指し進める訳ですから、なかなか思い通りには行きません。 講座...