読む 村山聖四段(当時)「森先生が言うなら引き受けます」 将棋マガジン1987年8月号、大崎善生さんの「編集後記」より。 先日、関西のホープ、肉丸くんこと村山聖四段にTEL。”スーパーアドバイス”の出演依頼をしたところ「いやや」のつれない返事。米長先生から絶対に、といわれていたので懸命にくいさがり... 2019.05.02 読む
読む 「郷田の姿勢、手のちょっとしたしぐさには、歌舞伎の女形のような華がある」 将棋マガジン1991年1月号、河口俊彦六段(当時)の「対局日誌」より。 今、勝ちまくっているのが郷田だ。先崎も「ほとんど負けてないんじゃないかな」と呆れている。「そうかな、はじめは目立たなかったけど」「順位戦を見ているからでしょう。2連敗し... 2019.05.01 読む
読む 昭和最後の日の対局 将棋マガジン1993年3月号、高橋呉郎さんの「蛸島彰子 『続ければ人生』の道のり」より。 女流プロの対局で、いくつか強く印象に残っている場面がある。 たしか山田久美二段が初めて女流王将リーグに参加したころだった。谷川治恵三段とのリーグ戦の一... 2019.04.30 読む
読む 谷川浩司王位(当時)「ひどい将棋を指して、申し訳ありません。それ、詰まないんです」 将棋マガジン1991年1月号、高橋呉郎さんの「谷川浩司 ”怒れる若者”への変身」より。 谷川浩司が史上最年少の名人になってほどなく、3時間以上もインタビューした。この人には、いまだに借りがあるような気がしてしようがない。 当時、私は「週刊文... 2019.04.29 読む
棋士のエピソード 「名人、今日のウイークリーはさすがに辛くて見ていないだろう。自分の完敗した将棋なんか見たくないものな。どうだ、見てるか見てないか、千円賭けないか」 将棋マガジン1990年8月号、神吉宏充五段(当時)の「へえへえ 何でも書きまっせ!!」より。 6月3日の日曜日、囲碁・将棋ウイークリーのゲストは米長王将。解説は名人戦の第5局。そう、谷川名人の完敗譜である。 番組が終わって米長王将はこう言っ... 2019.04.28 棋士のエピソード