自戦記

大山康晴十五世名人が指したとは思えないような俗手の好手

近代将棋1983年1月号、大山康晴十五世名人の第8期棋王戦挑戦者決定トーナメント〔対 二上達也九段〕自戦記「将棋は奥が深い」より。 二上さんの中央位取りに対し、振り飛車側はどう対応するかが大きなポイントである。1図以下の指し手▲7五歩△8五...
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観戦記

「将棋に美は必要だが、勝負に美は必要ない」

近代将棋1982年4月号、弦巻勝さんの第5回若獅子戦〔田中寅彦五段-中村修四段戦〕観戦記「目のまわる王様」より。 本誌編集部より観戦記を書いてみないかと依頼を受けた。私は一応写真を撮ることによって生計を立てている、将棋大好きカメラマンである...
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藤井猛九段「こっちは細々と独りでやるしかない」

将棋世界2005年10月号、高橋呉郎さんの「感想戦後の感想 藤井猛九段」より。 その当時、藤井の将棋を先行逃げ切り型と評する向きもあった。中・終盤の強さより、「藤井システム」による序盤が傑出していたからである。 当然、「藤井システム」は、重...
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藤井猛九段「ややシラけていたのかもしれませんね」

将棋世界2005年10月号、高橋呉郎さんの「感想戦後の感想 藤井猛九段」より。 首を差し出したまま、相手が斬ってくれないときの心境は、どんなものか。平成14年3月、A級順位戦最終局のテレビ中継を観ながら、そんなことを考えさせられた。 図は藤...