アマ列伝

小池重明氏「すべてを告白します」(前編2)

将棋ジャーナル1985年10月号、小池重明氏の「すべてを告白します(1)」より。青春の入り口  高校を二年で中退した私は、弱冠十七歳の身で悪友に紹介されてナベ屋の番頭になった。 ナべ屋とは、ある種の旅館である。ただ普通の旅館と異なるのは、奥...
アマ列伝

小池重明氏「すべてを告白します」(前編1)

将棋ジャーナル1985年10月号、小池重明氏の「すべてを告白します(1)」より。 ここに一人の、将棋界から逃竄を余儀なくされた男がいる。その名は小池重明。 彼は二年余地獄をさまよい、なお今もさすらい続けている。無明の中で、彼は救済を希った。...
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「小池重明氏に何が起こったか?」

将棋ジャーナル1984年1月号、湯川博士編集長(当時)の「小池氏に何が起こったか?」より。事件の前ぶれ 本誌は以前にも小池問題でレポートを書いた。(58年5月号)前回はプロ入りをめぐる内幕を書いたが、今回は借金問題だ。そしてこの二つは微妙な...
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将棋関連書籍amazonベストセラーTOP30(2018年9月22日)

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随筆

升田幸三実力制第四代名人「将棋は我慢くらべ」

将棋世界1994年2月号、内藤國雄九段の連載エッセイ「我慢の心」より。 ここはパパの部屋だよ、と言った息子に「きみんちのパパはお部屋があるなんて子供みたいだね」と友達が言った。そういう小話が新聞に載っている。近頃は子供に部屋があって父親には...