随筆

内藤國雄九段「棋士は25歳が最高であるという調査結果が出たのは何年前であったか」

将棋世界2004年1月号、内藤國雄九段の「一手啓上」より。 2000年だ、ミレニアムだと胸ときめかしたのはつい昨日のことのような気がするが、はや2004年を迎える。歳月の流れの速さには今更ながら感心する。夜空にはこの9月に6万年振りに最接近...
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「中原もいいが、あのはにかんだ桐山の笑いもいいね」

将棋世界1986年11月号、日本経済新聞の表谷泰彦さんの第34期王座戦〔中原誠王座-桐山清澄棋聖〕第2局盤側記「名優二人」より。 将棋や囲碁が、なぜファンを魅了するのか―の答は簡単ではない。が、少なくとも幕引きの際の過酷さ、残酷さが、その魅...
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「塚田が攻めれば道理が引っ込む。塚田と一緒に歩いていれば信号で待たされることはない。塚田と一緒にいると・・・」

将棋マガジン1985年4月号、「第43期昇降級リーグ3組(現在のC級1組)」より。 7図は山口(英)六段が△6二角とし、次に△4五歩と取るぞ、とせかせたところである。 これに乗って▲4四歩では△4四同角で不利になってしまう。 塚田五段ピンチ...
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剱持松二七段(当時)「それは記録が間違っている」

将棋世界2004年5月号、鈴木輝彦七段(当時)の「古くて新しいもの」より。 剱持松二先生が現役だった50代の頃、「俺の生涯勝率は6割だ」と控え室で胸を張ったことがあった。よせばいいのに、若手の一人が3階で記録を調べてきて「先生、4割ですよ」...
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