棋士のエピソード

大山康晴十五世名人「一人でも私に勝てたら全員にご馳走しますよ。手合いは好きにしていいから」

今年の5月29日に亡くなられた元・近代将棋編集長で将棋ペンクラブ幹事の中野隆義さんから、このブログのコメント欄に寄せられた数々の棋士のエピソードより。上野裕和五段が指導対局に際して、下手に「天使」、「普通」、「鬼」の中からお好きなカードを引...
棋戦

羽生善治四段(当時)の初めての順位戦

将棋世界1986年8月号、「第45期順位戦C級2組」より。 49人の大世帯で始まったC級2組。5月の定時棋士総会で「順位戦改革特別委員会」が発足。順位戦制度が持つ問題点をここ1、2年で改革しようという動きが連盟内部に生じ、先の委員会発足とな...
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羽生善治七冠達成を阻んでいたかもしれなかった一局(1995年王将戦挑戦者決定リーグ戦:対森内俊之八段戦)

将棋世界1995年12月号、泉正樹六段(当時)の「公式棋戦の動き」より。王将戦 七冠達成へ向け、着々と防衛を重ねる羽生。対する6人は一筋縄では屈しない役者揃い。 羽生の夢を打ち砕く期待の一番星は森内。ここで黒星を与えておけば流れを自身に引き...
インタビュー・対談

福崎文吾七段(当時)「あのときに将棋世界を見ていなければ、私の運命どうなっていたかわかりませんよ」

将棋世界1986年12月号、大崎善生さんの「点在する妖気 ―福崎将棋の全て―」より。 10月1日、関西会館に福崎七段を訪ねた。十段戦挑戦が決まって数日後のことである。福崎七段の御家庭にお邪魔して睦美夫人、直子ちゃんも入れて写真が撮れれば、と...
将棋関連新刊書籍

2017年12月将棋関連新刊書籍

2017年12月の将棋関連新刊書籍。〔1月以降の新刊〕