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大野源一八段(当時)「振飛車の指し方を知らんな。一つワシが教えたる」

将棋世界1986年10月号、田辺忠幸さんの「観戦記 心に残るこの人、この局面」より。(1968年の)5月末には大野源一八段(当時)-熊谷達人八段の一戦を担当した。日本最強者決定戦の3回戦である。明治44年9月生まれの大野八段は当時56歳。な...
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棋士のエピソード

「結局、将棋は強い者が勝つんだな」

今年の5月29日に亡くなられた元・近代将棋編集長で将棋ペンクラブ幹事の中野隆義さんから、このブログのコメント欄に寄せられた数々の棋士のエピソードより。大山康晴十五世名人は居飛車穴熊に対しても、普通の振り飛車で対抗して勝っていた、という記事に...
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38手の大激戦

将棋世界1986年9月号、内藤國雄九段の「自在流 スラスラ上達塾」より。 近頃は長編小説は初から敬遠する。 小説を読むなら短編でピリッとしたものをという気持ちである。 将棋に短編、長編の呼び名はないが、鑑賞する場合短手数の方が面白い。 仮に...
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藤井猛九段の相振り飛車、絶妙の攻撃手順

将棋世界2004年10月号、河口俊彦七段(当時)の「新・対局日誌」より。 この日行われたA級順位戦の、藤井九段対久保八段戦は、昼間から重苦しかった。それは藤井九段が、序盤の駒組勝ちに勝負をかけていたからである。 1図は先手が▲8六歩と突いた...