読む 皆があっけにとられた棋士審問会 将棋世界2004年6月号、河口俊彦七段(当時)の「新・対局日誌」より。 木村七段も残りは20分しかない。ハンカチを口にはさんで考えている。 それを見ていて、芹沢を思い出した。 20年くらい昔になるだろうか。芹沢が北村九段を誹謗中傷するような... 2017.12.01 読む
読む 「こんな問題に10秒も20秒もかかっているようじゃダメだ。見た瞬間に、詰ませなければ」 将棋ジャーナル1983年10月号、才谷梅太郎さんの「棋界遊歩道」より。 升田元名人が陽性な印象を一般に与えるのに対し、同じ元名人でも塚田正夫先生の場合は、やや暗い感じがしないでもなかった。 しかし実際には塚田先生も、優しく明るい素朴な人柄で... 2017.11.30 読む
読む 升田幸三実力制第四代名人「大山君や自分は修行によって落ち着いた状態を得ているけれども、将棋以外でも落ち着いているわけじゃない」 将棋世界1985年1月号、加藤一二三王位(当時)解説の「私の戦った巨匠たち」より。 加藤王位がまず選んだ将棋は、弱冠20歳で大山名人に挑戦した第19期名人戦の第1局。オールドファンなら「ああ、あの将棋か」と手を打つ対戦である。 この昭和35... 2017.11.29 読む
読む 羽生善治王座(当時)「皆さんご協力お願いします(笑)」 将棋世界2004年8月号、「第22回朝日オープン将棋選手権就位式」より、羽生善治朝日オープン選手権者のスピーチ。「プロになって19年目。後輩もたくさんできて研究も進み、今までの考え方だけではこれからは大変だと考えています。不調ではないかとい... 2017.11.28 読む
随筆 板谷進八段(当時)「プロはな~あ…やり手ババアみたいな手を指すから、勝つの大変だろ」 将棋世界2004年6月号、写真家の弦巻勝さんの「あの日、あの時、あの棋士と」より。 最近、わが家に送られてきた本を見て考えてしまいました。「米長邦雄の本」将棋連盟編、「将棋、ヨーロッパを行く」田邊忠幸著、いずれも僕が表紙の写真を撮影してい... 2017.11.27 随筆