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真部一男八段(当時)「恐るべき19歳だ」

将棋世界2001年11月号、真部一男八段(当時)の「将棋論考」より。 9月12日、午前未明。大阪 関西将棋会館で順位戦を戦い終わって宿泊所のホテルに戻り、いつもの習慣でテレビをつけた。するとそこにはパニック映画のクライマックスシーンのような...
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福崎文吾八段(当時)「この二人だと、どっちが勝つかわからんから面白いですね」

近代将棋1993年1月号、故・池崎和記さんの「福島村日記」より。某月某日 富山県・岩井戸温泉の氷見グランドホテルマイアミへ、竜王戦第2局を見に行く。二泊三日のプライベートな旅。といってもタイトル戦を見るのが目的だから、観光はしない。内田百閒...
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真部一男八段(当時)「勝ちとは読んでいても、こんな危ない道を選ぶのは佐藤康光以外にいるだろうか」

昨日の記事、1998年の第56期名人戦第4局(対 谷川浩司名人戦)、1図での▲4五桂(2図)が佐藤康光九段のキレのある会心の一手だった。△同銀は▲4三竜、△同桂は▲4六角の王手飛車が厳しい。実戦は2図から、△7七桂不成▲同金(6図)。ここか...
絶妙手

佐藤康光九段の次の一手に出てくるような会心の絶妙手

将棋世界2001年11月号の、アサヒスーパードライの広告「キレ味。この一手。 第14回 佐藤康光九段」より。狙っていた一着 谷川浩司名人(当時)に挑戦した第56期名人戦。1勝2敗と黒星先行で迎えた第4局は、私にとって落とすことのできない一番...
タイトル戦の食事

第42期棋王戦第3局対局場「新潟グランドホテル」

渡辺明棋王に千田翔太六段が挑戦する棋王戦第3局は、新潟市の「新潟グランドホテル」で行われる。→中継新潟グランドホテルは信濃川に架かる萬代橋のたもとに位置し、新潟駅から車で5分。繁華街・佐渡汽船・新潟空港にも近く、交通至便。ビジネスや観光の拠...