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内藤國雄九段と猫

将棋世界1981年3月号、内藤國雄九段の「棋士の近況報告」より。(近況1) 子供の頃から山が好きだったので、昨年春に山の中腹に転宅した。 寒い日のある朝、庭をひもじそうにうろついているノラネコに餌を与えたら、二日たった夕方仲間を二匹連れてき...
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記者室に脱いであった袴

将棋世界1981年9月号、能智映さんの「棋士の楽しみ(和装)」より。 楽しい和装のはずなのだが、着物について、ちょっとわびしい話もある。とりあえず三つだけ紹介してみようか。 古い順にいけば、佐藤大五郎八段だ。彼は昭和40年、王位戦で大山康晴...
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非常に高度な盤外戦術

将棋世界1981年7月号、能智映さんの「棋士の楽しみ(スポーツ)」より。 有吉が野球ファンという話はあまり聞かぬが、時と場合によっては異常な興味を示す。あれは、何年か前の王位戦リーグの終盤だった。俊英・田中寅彦現五段が初めてリーグ入りして、...
将棋関連書籍Amazon売上TOP10

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棋士のエピソード

100人中95人以上が「何もそこまでしなくても…」と思う話

将棋世界1981年4月号、能智映さんの「ベストドレッサーの条件」より。「ヴァチカン展」に豪華絢爛たる王杯が出品されているのを見て圧倒された。 黄金に輝くカップには、315個のダイヤモンドが散りばめられていた。これは、時価いくらぐらい?などと...