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倉島竹二郎さん「欠点や弱みを衝かれて、反省するのは、ほんとうに偉い人で、ほとんどが、滅入り込んでしまったり、或いはカゼン敵意を抱いたりする」

近代将棋1973年3月号、町田進さんの「将棋夕話 倉島竹二郎氏の巻」より。 夕暮れちかく、わたしたちは、海の見えるレストランで食事をした。ビーフステーキや西洋野菜をたべた。 以前からきいてはいたが、倉島さんの健啖ぶりはみごとだった。運ばれた...
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将棋の虫

近代将棋2001年8月号、青野照市九段の「実戦!青野塾」より。 今期A級へは、承知のとおり藤井猛竜王と三浦弘行新八段が昇級した。最近のB級1組は、前期にB級2組から昇級したばかりの若手が連続昇級することがほとんどだが、今回のように二人とも連...
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将棋というゲームを作り上げる世界コンテスト

将棋世界2001年6月号、内藤國雄九段の第19回全日本プロ将棋トーナメント決勝五番勝負〔谷川浩司九段-森内俊之八段〕第2局観戦記「終盤の波乱」より。 専門誌の売上、テレビの視聴率、クラブの来客数、いずれも芳しくなく将棋人口は減少しているので...
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「あら、先月号は私のおかげでとても好評だったのよ」

昨日の記事の翌月。将棋世界2001年4月号、佐藤紳哉四段(当時)の「将棋カウンセリング」より。「今月も、はりきっていくわよ」「何で、君がはりきるんだよ」「あら、先月号は、私のおかげで、とても、好評だったのよ」「そんな話、ひとことも聞かなかっ...
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「誰って、私はあなたが必要としているからここに来たのよ」

将棋世界2001年3月号、佐藤紳哉四段(当時)の「将棋カウンセリング」より。 ある日の夜のことである。ふっと眠りから覚めると、そこには、年は20歳ぐらい、髪は長く目は切れ長、客観的に見て、美人と思える女性が立っていた。「こんばんは」「こんば...