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寝ても起きても棋士の世界

藤沢桓夫さんの『将棋百話』(1974年)より。内弟子 ひろくわが国の芸能界には、古くから内弟子という制度があった。子供のころから師匠の家で起居し、半ば奉公人的な生活のなかで、芸を仕込まれ、鍛えられてゆくのだが、歌舞音曲その他、この内弟子生活...
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郷田真隆八段(当時)「振り飛車党の棋士は、たいがい振り飛車破りがうまいんです」

将棋世界2001年1月号、第12期竜王戦七番勝負〔藤井猛竜王-鈴木大介六段〕第3局「課題を残した挑戦者」より。解説は郷田真隆八段(当時)、記は野口健二さん。―第1、2局を見て、挑戦者・鈴木六段の戦いぶりはどうですか。郷田 早指しの棋士なので...
随筆

将棋世界2000年1月号、内藤國雄九段の巻頭随筆「淡い夢」より。 私は4人兄弟の末弟だが、末っ子ではない。私の下に女の子が、つまり妹が一人いる。 この妹には、子供のとき「お小遣い」の世話になった。小遣いがほしくなると、いつも彼女にそう言うの...
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対局中の表情が強暴になる棋士とそうではない棋士

将棋世界1995年6月号、泉正樹六段(当時)の「公式棋戦の動き」より。第14回早指し新鋭戦(テレビ東京) 順位戦昇級組の中川-三浦戦も興味深い。両者。顔がデカイし、将棋を指すときは特に面構えが強暴になるからで、きっと、命がけの果たし合いにな...
タイトル戦の食事

第64期王座戦第1局対局場「横浜ロイヤルパークホテル」

羽生善治王座に糸谷哲郎八段が挑戦する王座戦、第1局は横浜市の「横浜ロイヤルパークホテル」で行われる。→中継「横浜ロイヤルパークホテル」は、横浜ランドマークタワーの上層階(52階~67階)にある、日本で最も高い所(建物の1階との高さの差)に位...