読む 谷川浩司竜王(当時)「あの、人なつこい笑顔を見る事はもうできない。そして、胃が痛くなるような終盤のねじり合いを彼と戦う事もできないのである」 将棋世界1998年10月号、谷川浩司竜王(当時)の村山聖九段追悼文「もう二度と……」より。 棋士は誰でも、「名人」に対して特別な思いを抱いているが、村山君ほど名人になりたいという気持ちが強かった棋士は居なかったのではないか、と今改めて思う。... 2016.08.11 読む
読む 先崎学六段(当時)「無神論者の僕だが、あの状態で、あれだけの将棋を指す奴を、将棋の神様が見捨てる訳がない。本心からそう思えてならなかった」 将棋世界1997年9月号、先崎学六段(当時)の「先崎学の気楽にいこう」より。 大阪で偶然に、村山-丸山の順位戦を観る機会に恵まれた。 村山聖は、王将リーグで羽生と戦った頃の村山に、あるいは終盤は村山に訊けといわれた頃の村山に戻れるかというの... 2016.08.10 読む
読む 両対局者とも、昼食はじゃがバター、おやつがトウモロコシだった王位戦 将棋世界1980年9月号、能智映さん(三社連合記者)の第21期王位戦第1局「ウツボの戦い」より。「毎度おなじみ!」などといっては、いささか両者に失礼な表現になろうが、またまた米長邦雄-中原誠の対決である。―今年に入ってからだけでも、棋王戦、... 2016.08.09 読む
タイトル戦の食事 第57期王位戦第3局対局場「扇松園」 羽生善治王位に木村一基八段が挑戦する王位戦、第3局は北海道旭川市の「扇松園」で行われる。→中継「扇松園」は、旭川市内中心部より車で約7~10分、旭川を見下ろす高台に、四季折々の表情を見せる庭園と、地元食材にこだわる料理、温もりのあるサービス... 2016.08.09 タイトル戦の食事
読む 森信雄六段(当時)「淋しいなあ」 将棋世界1999年8月号、大崎善生編集長(当時)の「編集部日記」より。6月5日(土) 久し振りに大阪に遊びに行く。森信さん宅に二泊。理事を退任した森さんはのんびりムードで理事になる前の森さんに戻った。「これからは口に気をつけんでもええねえ」... 2016.08.08 読む