絶妙手

羽生善治四冠(当時)の石田流崩し

将棋世界2005年12月号、「第64期順位戦」より。 本命羽生の4回戦は同じく2勝1敗の鈴木(大)。1図は鈴木が四間飛車から石田流に組み替えた局面。▲6六銀を早めに上がり居飛車穴熊の仕掛けを封じたはずであったが……。 1図から△9五歩▲同歩...
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深夜の森雞二九段と郷田真隆棋聖(当時)

昨日の続き。将棋世界1999年5月号、真部一男八段(当時)の「将棋論考」より。 早いものでもう桜の季節となった。 とはいっても相変わらず土中の虫のような暮らしをしている当方にとっては、世間の出来事のような感じだ。 これでも10年程前までは人...
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順位戦最終局のどっきりカメラ的な光景

B級1組順位戦最終局の日の出来事。将棋世界1999年5月号、河口俊彦六段(当時)の「新・対局日誌」より。 南九段と田丸八段が負け、田中九段と森九段の、昇級と残留が決定してしまった。さっきまで控え室で遊んでいた森九段も、夜戦になると顔を見せな...
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「木村さんの方によりフレッシュさを感じざるをえないところがあります」

将棋世界1999年6月号、「第26回将棋大賞」より。選考委員は(順不同、敬称略)、古作登(週刊将棋)、風間博美(NHK)、高林譲司(三社連合)、渡辺久和(スポニチ)、東公平(日刊ゲンダイ)、黒済正義(山陽)、小田尚英(読売)、松本治人(日経...
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河口俊彦六段(当時)「屋敷君は頭をツルツルに剃って現れた」

将棋世界1999年8月号、河口俊彦六段(当時)の「新・対局日誌」より。 棋士総会のとき、屋敷君は頭をツルツルに剃って現れた。碁の武宮九段も頭を剃ったが、坊門の棋士みたいで、とっても似合う。屋敷君の方は、昔の棋士というより、一休さんみたいに可...