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戦慄の渡辺明六段(当時)

将棋世界2005年2月号、河口俊彦七段の「新・対局日誌」より。 11月25日に、ちょっとおもしろく、考えさせられる出来事があったので、それを書いておきたい。 私は王座戦の、加藤九段対森(雞)九段の観戦記で朝から将棋会館に出ていたが、昼間は、...
観戦記

渡辺明六段(当時)「自宅では絶対食べられないものですから」

将棋世界2005年1月号、山田史生さんの第17期竜王戦七番勝負〔森内俊之中央-渡辺明六段〕第3局観戦記「激戦、攻めきって森内二勝目」より。 韓国ソウル市、北海道知床と長旅の第1、2局を経て、第3局は福岡市の「ホテルオークラ福岡」。(中略) ...
観戦記

居飛車と振り飛車の感覚の違いが端的に現れた場面

将棋世界1995年12月号、野口健二さんの第8期竜王戦〔佐藤康光前竜王-羽生善治竜王〕第1局観戦記「竜虎の戦い」より。対局場は中国・北京市の「京倫飯店」。 ▲3五歩まで見て、副立会の森九段らと市内の撮影に出かけた。目指すは天壇公園近くの虹橋...
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粋な真剣勝負

倉島竹二郎さんの「昭和将棋風雲録」より。 いつのほどからか、私はほとんど将棋を指さなくなってしまった。10数年前、NHKのテレビ放送で加藤治郎八段(当時)に角落将棋を教えてもらったが、専門家と指したのはそれが20数年ぶりのことであった。文壇...
自戦記

谷川浩司名人(当時)「その日、連盟に着くまでの私は、正にルンルン気分であった」

将棋世界1984年8月号、谷川浩司名人(当時)の自戦記(第23期十段戦挑戦者決定リーグ 対加藤一二三九段戦)「見事に寄った一局」より。 その日、連盟に着くまでの私は、正にルンルン気分であった。もちろん、名人戦3連勝を含めて各棋戦好調で、将棋...