観戦記 80年前の非常に斬新な観戦記 将棋世界1971年6月号、倉島竹二郎さんの「南海の巨匠(18)」より。 私が大崎八段の対局を直接観戦したのは、第1期名人戦の第3局であった。 名人戦は昭和10年6月16日に花田長太郎八段対金子金五郎八段戦を緒戦として開始された。が、その緒戦... 2015.12.11 観戦記
絶妙手 金銀4枚無傷の左美濃を一手で崩壊させた大山康晴十五世名人 1983年の王将戦七番勝負第1局の米長邦雄九段-大山康晴王将戦。1図は大山王将の△4五馬に対して、米長九段が69分の長考で6九の金を▲7九金と寄ったところ。ここで大山王将が、金銀4枚の先手の堅陣を一手で崩壊させる絶妙手を放つ。-------... 2015.12.10 絶妙手
講座 村山聖五段(当時)の振り飛車講座(3) 将棋マガジン1991年10月号、村山聖五段(当時)の連載講座「ダイナミック振り飛車戦法」より。 最近、身も心もボロボロである。なにしろ勝てない、勝てない、頭痛がする位勝てない。 しかも後手番だらけだ。 9局やって8局後手、振り駒のたびに後手... 2015.12.09 講座
棋士のエピソード 羽生善治五段(当時)「大山先生や中原先生と対局する時でも、緊張したことは全くありません」 将棋世界1989年2月号、青島たつひこさん(鈴木宏彦さん)の「駒ゴマスクランブル」より。 偶然というか、ひょんなことから、というか、島竜王、羽生五段の二人とラジオの座談会番組に出ることになった。”将棋界の若手はなぜこんなに強いのか”というの... 2015.12.08 棋士のエピソード
次の一手 じわじわ感動する次の一手 将棋世界のバックナンバーの昇段コースの問題をざっくりと見ていて、非常に感銘を受けた回。実戦でも役に立ちそうな、私にとってはあまり意識していないなかった手筋ばかり。すべての出題は故・加藤博二九段。将棋世界1982年11月号、初段コース、二段コ... 2015.12.07 次の一手