観戦記

「米長騎馬隊、長篠を疾走す」

将棋世界1986年2月号、鈴木宏彦さんの第24期十段戦〔米長邦雄十段-中原誠名人〕第5局観戦記「米長騎馬隊、長篠を疾走す」より。「この将棋のポイントを一つだけ教えてください」という記者の質問に、米長はノータイムで「▲1五歩(1図)。この仕掛...
絶妙手

「解けたら四段」と谷川浩司名人(当時)が認める次の一手

将棋世界1990年4月号、谷川浩司名人(当時)の連載自戦記「名人の読みと大局観」より。 今月は、まず次の一手から考えて頂こうと思う。 問題図は、6九の角で歩を取りながら△3六角成とされた局面である。 現在金桂得だが、飛と金に当たっている。△...
読む

「やっぱり羽生は鬼だ」

将棋世界1990年4月号、C級1組順位戦レポート「羽生は勝負の鬼」より。 羽生が本気で戦うか。第8戦ですでに昇級を決めたのだから、残る2戦は羽生にとって消化試合のようなもの。あえて全力を尽くして戦うことはないのではないかという見方もできるだ...
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随筆

中田章道六段(当時)の味わい深い随筆

将棋世界1994年12月号、中田章道六段(当時)の「待ったが許されるならば……」より。 我が家の女房はぐうたらで、家の中のことはほとんどなにもしないのに、外へ出ると人が変わったようによく動き働く。おかげで、よそでは働き者の奥さんで通っている...