棋士のエピソード

11万円で落札された自戦記の生原稿

将棋世界1994年12月号、神吉宏充五段(当時)の「対局室25時 in 関西将棋会館」より。「さ、さ、さ、冴えんな」この口調が十八番の森(信)先生。最近とみにその「冴えんな」を連発している。しかし、ほんとに「冴えん」わけではなく、調子が良い...
詰将棋

ビルに詰将棋!

将棋世界1995年4月号、「読者が作る声のページ レタープラザ」より。ビルに詰将棋! 先日、熊本市の中心部にある金融機関のビルに、詰将棋が出題されていると、地元のNHKで放送がありました。さっそくカメラ片手に見物に行きました。ビルの窓を利用...
タイトル戦の食事

第27期竜王戦第5局対局場「かなや 青巒荘」

竜王戦第5局は、金沢市の「かなや 青巒荘」で行われる。→中継「かなや」は、金沢の奥座敷と呼ばれる湯涌温泉にある旅館で、青巒荘はその離れにあたる。「かなや」は、旬と質を追求した北陸ならではの会席料理が自慢。で、離れと貸切風呂にも人気がある。〔...
棋士のエピソード

谷川浩司名人(当時)「この男、将棋で負かした上に何の話があると言うのだろう」

近代将棋1989年10月号、谷川浩司名人(当時)の連載コラム「対局のはざまで」より。「ちょっと、谷川先生に話があるんですけど」 NHKの対局を終えて、スタジオを出た瞬間に浦野六段に呼び止められた。―この男、将棋で負かした上に何の話があると言...
自戦記

羽生善治四段(当時)のとても思わせぶりな自戦記

近代将棋1988年3月号、羽生善治四段(当時)の連載自戦記(C級2組順位戦 日浦市郎四段-羽生善治四段)「実戦心理」より。 この対局が昨年の順位戦の最後だったので、一年の締めくくりとしていい将棋が指せたらなーと思いつつ将棋連盟に行った記憶が...