自戦記

ライバル物語第一章

将棋マガジン1995年8月号、佐藤和俊二段(当時)の自戦記「17歳の決意」より。 奨励会なんて楽勝だぜ、ビシビシ勝って16でプロになってやる。 4年以上前になる入会当初のバカな俺の心中だ。 でもさ、将棋を始めて半年チョイでアマチュア四段にな...
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タモリの寿司将棋

将棋世界1992年11月号、演出家・編集者の高平哲郎さんのエッセイ「寿司将棋」より。 15年ほど前、ちょうどタモリがテレビに出始めたころだ。ぼくらは赤塚不二夫さん、滝大作さんを中心に毎晩のように新宿の寿司屋の四畳半で飲んだくれていた。タモリ...
棋士のエピソード

村山聖七段(当時)のボケと井上慶太六段(当時)のツッコミ

将棋世界1994年3月号、神吉宏充五段(当時)の「対局室25時 in 関西将棋会館」より。 1月18日のC2の順位戦の日、棋士室のモニターには木下(晃)六段-飯田五段の一戦が映っている。 そこに研究熱心な二人の男が入ってきた。それでは井上六...
観戦記

羽生善治四冠(当時)の異次元の着想の一手

将棋世界1994年3月号、N記者の第63期棋聖戦〔羽生善治棋聖-谷川浩司王将〕第2局観戦記「棋聖降臨」より。 2図は、谷川が6六の角を勇躍7五に出た場面である。駒の損得は先手の角金交換だが7九のと金の存在も大きい。玉の堅さは後手に軍配が上が...
自戦記

渡辺明四段(当時)の超最先端研究

近代将棋2003年5月号、渡辺明四段(当時)の連載自戦記「18歳高校生棋士 トップを狙え!」より。 プロ野球は開幕目前です。ひいきのヤクルトは、やはりペタジーニが抜けたのが大きく下馬評課低いようです。 西武から移籍の鈴木健、高卒ルーキーの高...