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羽生善治棋王(当時)「はーあ~、ち、ちょっと」

将棋世界1992年5月号、神吉宏充五段(当時)の第17期棋王戦第4局〔羽生善治棋王-南芳一九段〕観戦記「羽生、堂々の初防衛」より。 羽生善治。色紙に「泰然」と揮毫する。落ち着いていて物事に動じないという意味だが、彼を見ているとまさしく、と思...
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先崎学五段(当時)と新宿将棋センターと冷奴ライス

将棋世界1992年2月号、先崎学五段(当時)の「先チャンにおまかせ 二日酔いの待つ新宿へ」より。 11月21日、快晴。 午前10時。 目覚ましをかけたわけでもないのに、僕は、突然、飛び起きた。瞬間、頭の上に、デカイ釣鐘が落ちてきたような初撃...
日記など

第10回将棋寄席のご案内

年末恒例の将棋寄席が開催されます。今年が最後となるとのことです。   日時:12月16日(月) 開場は18:00、開演が18:30。場所:三越前駅近くの「お江戸日本橋亭」。木戸:2,000円(前売予約1,800円)出演者は、・木村家べんご志...
将棋雑文

森内・渡辺物語(後編)

2009年 竜王戦七番勝負この年の竜王戦は、前年に永世竜王を資格を得た渡辺明竜王に森内俊之九段が挑戦、渡辺竜王が4勝0敗で防衛を果たした。(タイトル・段位は当時のもの)2010年9月麹町 将棋ペンクラブ大賞贈呈式 2010年の将棋ペンクラブ...
将棋雑文

森内・渡辺物語(前編)

あれは10年前の6月のこと。湯川博士・恵子夫妻の結婚30周年のお祝い宴会・演芸会が埼玉県森林公園の温泉施設で行われることになり、湯川夫妻と縁のある50人ちかくが招待された。朝霞チェスクラブで湯川博士さんのチェス仲間だった森内俊之名人(当時)...