将棋ペンクラブ大賞最終選考経過の概略を書きます。
ただし、ここでは最終選考委員の討議の結果を極めて簡略に記していますので、詳細な選考過程・討議内容については、9月発行の将棋ペンクラブ会報秋号をご覧ください。
(敬称略)
○観戦記部門
・木村晋介氏
一押し=中野、二押し=湯川、三押し=勝又
・川北亮司氏
一押し=小暮、二押し=後藤
・西上心太氏
一押し=勝又、二押し=小暮、三押し=後藤、中野
討議の結果、大賞:小暮さん、優秀賞:勝又さん
○文芸部門
最終選考委員三氏とも「対象二作とも面白くて良い作品だが、賞として積極的に押せるほどではない」。
川北氏の「特別賞の候補となっている『棋神』を文芸部門の候補としてみては」の提案により、討議の結果、大賞「棋神」。
○技術部門
最終選考委員三氏とも、一押し=「最新戦法の話」、二押し=「とっておきの相穴熊」。
「『将棋1手詰入門ドリル』は超初心者向けの素晴らしい内容だが、ドリルという形態的なものもあり、他の二作に比べ、賞として積極的にはなかなか押せない」
大賞:「最新戦法の話」
優秀賞:「とっておきの相穴熊」