行きは良い良い-7月27日の日記(1)

 9時30分、浜松町の会場に到着。社会人リーグのある日は別のフロアで「萌え系」のイベントをやっていることが多いが、今日は将棋だけ。

 3階の会場に入ると、入り口近くのLPSAブースはもう完成間近。少し離れたところに湯川恵子さんが浴衣姿で立っていた。湯川さんは4部のフェアリープリンセス(女性将棋同好会)からの出場。

「今年は若い子たちが少なくて、私まで駆り出されちゃってさ」

ほかに将棋ペンクラブの幹事では、犬塚さんが恵比寿ソルジャー、元近代将棋編集長の中野さんが紫龍会から出ている。ともに3部だがリーグが別なので直接対決はない。

 原宿カサブランカは午前中1名欠席のため6名のメンバー。第1戦は1不戦敗確定。

 女子大で准教授をやっているチームのまとめ役Hさんが「今年3部から落ちたら、来年チーム名を変えて3部から再出場しましょうか」と弱気なことを言う(新規参加のチームは3部から出場することになっている)。
「それよりも、4部へ行って上位になって賞品を獲得する手もありますよ」と私も後向きな提案をしてしまう。
 途中、前近代将棋編集長の吉野さんと会う。吉野さんは現在、ネットワークコンサルタントとして活躍されている。今年から自分でチームを作って社会人リーグに参入した。
 10:00から開会式。東京アマチュア将棋連盟顧問の所司和晴七段と今西理事長の挨拶。
 所司七段はアマチュア指導に非常に熱心で頭が下がる。森内九段の会話の一番初めの「あ、」と同様、所司七段の場合は「えー」が言葉と言葉の間によく入るのが特徴。
 今西理事長も各種大会の開催で大奮闘されている方だ。将棋界へ対する貢献度はものすごく高い。
 LPSAからは蛸島彰子女流五段の挨拶。いつも若々しい。
 10:30から第1戦開始。私の石田流本組みに対して対戦相手は居飛車左美濃。石田流本来の攻撃をすることができて私の勝ち。王手・金・銀・銀取りという珍しい飛車打ちもあった。チームも5勝1敗1不戦敗で勝利。幸先の良い出だしとなった。
さて、昼食…

(つづく)