マスコミ報道の好影響

1月18日、ネット中継が三棋戦もあると驚いていたが、私が愛読している「松本博文ブログ」によると、1月20日は、マイナビ女子オープン、C級1組9回戦、朝日杯、天河戦1回戦・中井広恵六段-船戸陽子二段戦の四棋戦のネット中継があったということだ。もっとすごい。

里見香奈倉敷藤花-中村真梨花女流初段戦は、里見倉敷藤花の持ち味が出ずに、中村真梨花女流初段の勝利。

中井広恵六段-船戸陽子二段戦は、船戸二段の玉の動きが感動的だったが、中井六段の勝ち。

朝日杯は、深浦康市王位-久保利明八段戦。見応えのある内容。久保八段が、うまくというか強引に捌いて勝ち。

いろいろな人と話すと、この年末で、将棋のことに興味のなかった人までが、渡辺、里見、の名前を知るようになっていた。

「渡辺名人って、テレビでみて知ってますよ」

「あの、制服の女子高生の名人、里見さん、すごいですね」

どうしても「名人」になってしまうのはご愛嬌としても、年末のマスコミ報道の影響は、将棋界にとっての財産になっているのではないだろうか。