熊本城で行われている名人戦第2局の、昼食が何になるのか気になっていたが、結果は松花堂弁当だったようだ。
たしかに、冷静になって考えてみれば、お城の中での対局だから、麻婆豆腐やカレーライス、シーフードスパゲティなどは相応しくない。
天ざるや熊本ラーメンというわけにもいかない。
お城に似合うのは、吉兆が発祥といわれる松花堂弁当しかないのかもしれない。
ところで、対局日の棋士の食事に関する素晴らしいサイトがあることを知った。
ネット中継や多くの方の情報、その他の文献をもとに、棋士・棋戦別に、棋士が注文した食事メニューがまとめられている。
千駄ヶ谷や福島近辺の店舗情報も充実している。タイトル戦で食された各地の名物という切り口でも検索できる。棋士の食べ物にまつわるエピソードも豊富だ。
別サイトで、同じ注文の多い料理店(将棋棋士の食事研究)という突撃レポート版もある。
ちなみに郷田真隆九段の場合、2008年度A級順位戦では、銀ダラ定食や親子丼を注文する確率の高かったことが、上記サイトを見ると一目瞭然だ。今期名人戦1局でも、昼食でメニュー外の親子丼を頼んでいるということだ。
お薦めのサイトだと思う。