第21回将棋ペンクラブ大賞贈呈式(2)

17:15 

指導対局コーナーにビニール盤と駒を並べるのを手伝う。

6面の予定だったが、来場者同士が将棋を指すかもしれないということで8面になる。

17:30

石橋幸緒女流王位とお母様が来場。1フロア下の控室へ。後藤元気さんも到着。雑談に花が咲く。船戸陽子女流二段も到着。

17:40~

日本将棋連盟の西村一義専務理事、青野照市常務理事、三浦弘行八段、大川慎太郎さん、鈴木宏彦さん、二上達也名誉会長、渡辺明竜王ご一家、木村晋介弁護士、窪田義行六段、梅田望夫さん、バトルロイヤル風間さん、川北亮司さん、来場。

渡辺竜王と石橋女流王位には、抽選会の賞品となる色紙を書いていただく。

ishibashi

写真は、石橋女流王位作品のうちの一作。

「将棋ヘンクラブ」という自虐ネタは以前よりあったようだが、その応用篇。

将棋ペンクラブを全て漢字で書くとこうなる。

18:30

贈呈式が始まる。この時点の来場者は40名前後。(最終的には50~60名の方にご来場いただいた)

まず、木村晋介弁護士による審査員講評。

急所急所で笑いを取るところが素晴らしい。

続いて二上達也将棋ペンクラブ名誉会長から賞状と賞金・副賞の授与。

賞状を渡す時の二上名誉会長の顔が、神様のように優しく見えた。

授与が終わると、次はスピーチ。

スピーチの部分部分は考えてきたが、あとは出たとこ勝負。自分の番が来るまで何も考えない、雑念を取り払うために来場者の顔を見ることにした。

…美しい女性が何人もいる。

雑念は倍増してしまった。

後藤さん、大川さんは、新進気鋭のライターらしいとても素晴らしいスピーチ。

梅田さんのスピーチも当然素晴らしい。

私の番。

出だし、笑ってもらえるかと思ったら、笑いが取れなかった。

急遽方針変更。故・原田泰夫九段がよく話をされていた「臨機応変現場処理」を実践しなければならない。

無難な路線に変更。

終わって少しだけホッとする。

バトルさんの話は十分に面白かったのに、バトルさんのブログによると、ご本人的には多少不満の残るスピーチだったらしい。

鈴木宏彦さんのスピーチでは新しいニュースが発表された。

今回の受賞作「イメージと読みの将棋観」の続編が来春刊行されるとのこと。

また来年、将棋世界で新しい形での「イメージと読みの将棋観」の連載が開始される。

嬉しいニュースだ。

つづく