一昨日、湯川博士・恵子さんの家で、囲碁の新海洋子五段と飲む機会があった。
新海五段は、昨年8月のカコモの母―ボードゲーム7種の会(1)の記事で取り上げたCACOMO(カコモ)という、囲碁の基本ルールに基き、更にカードゲームの要素を加えた全く新しいボードゲームの創作者。
このCACOMOが、10月22日~25日にドイツで開催されるゲームショウ(internationalespieltage)に出展される。
新海五段は、来週ドイツへ向けて旅立つ。
そして、同行するのが北尾まどか女流初段。
どうぶつしょうぎもCACOMOと並んでinternationalespieltageに出展される。
CACOMOもどうぶつしょうぎも、囲碁や将棋に興味を持ってもらうための強力な普及ツールという側面があるが、囲碁・将棋とは独立して、そのゲーム自体を楽しめるという要素が大きい。
また、ゲームを通して、自分以外の人との新たな角度でのコミュニケーションをはかることができるというメリットも大きい。
どうぶつしょうぎは、親子、友人などの切り口で。
CACOMOは4人での偶然性の伴うゲーム(コントラクトブリッジ的なペア碁)なので、親子・友人に加え、合コンや複数の男女で行く旅行においても絶大な威力を発揮しそうだ。
どちらのゲームも女性によりデザインされたファッショナブルな感覚であり、外国の人への浸透も期待できる。