女流棋士が男性棋士に初めて勝った日

実は昨日は私の誕生日だった。

雅子妃殿下、嘉納治五郎、カーク・ダグラス、ペギー葉山、白石加代子、綾小路きみまろ、朝潮太郎、落合博満、上村愛子、櫛田陽一六段なども12月9日生まれだ。

また、12月9日は歴史的には

  • 藤原基経が初の関白に就く(887年)
  • 金脈問題で田中首相辞任、三木武夫内閣発足(1974年)
  • ビートたけしとたけし軍団によるフライデー襲撃事件(1986年)
  • ダイアナ妃とチャールズ王子の離婚発表(1992年)
  • 宇多田ヒカルが「Automatic」でCDデビュー(1998年)

という日。

そして将棋の世界では

芹沢博文九段が逝去した日(1987 年)であり、中井広恵女流六段が女流棋士として男性棋士(池田修一七段)から将棋の公式戦史上初めて白星を挙げた日(1993年)。

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日本将棋連盟の記録のページ女流棋士成績一覧には男性棋戦通算成績一覧が載っている。

ここから女流同士の対戦を除いて通算成績を集計しなおしてみた。

石橋幸緒女流四段  9勝28敗 (0.24)

斎田晴子女流四段 9勝28敗 (0.24)

中井広恵女流六段 19勝72敗 (0.21)

清水市代三冠 28勝127敗  (0.18)

里見香奈倉敷藤花 1勝5敗  (0.17)

矢内理絵子女王  5勝28敗 (0.15)

岩根忍女流二段 1勝1敗(0.50)

中井広恵女流六段と石橋幸緒女流四段が相対的に男性棋士に対して勝率が良いと思っていたが、斎田晴子女流四段も健闘している。

里見香奈倉敷藤花は将棋世界の企画での対局も含めると 2勝6敗 (0.25)となる。

岩根忍女流二段は現在のところ好調な出だし。

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今日は、その里見香奈倉敷藤花と岩根忍女流二段による女流名人位戦プレーオフ。

どのような相振飛車になるのかも見所。

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