将棋世界1999年2月号に、スーパー大懸賞という応募企画があった。
次の一手6問、詰将棋4問、フォトクイズ10問、の合計20問に答えると、全問正解者あるいは1題以上正解者の中から抽選で様々な賞品が当たるというもの。
(「全題正解にチャレンジ」コースと「1題でも正解なら」コースどちらかを選んで応募する方式)
特等1が「ハワイ4泊6日の旅」ペア1組
特等2が「日向産本榧六寸盤」2名
そのほか36種類の賞品があった。
それで、今日の本題は、スーパー大懸賞のフォトクイズ10問について。
「私はだあれ?」という、棋士の子供・青年時代の写真を見て名前当てをするというもの。
それぞれの写真の下にはヒントが書かれている。本当に写真を見なくてはわからない問題は4問だけ。
お時間のある方はチャレンジしてみてください。
(正解をクリックすると、このブログ内の、その棋士の記事が出てきます)
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[写真を見なくともヒントだけでわかる問題]
第11問 強くて可愛くて、そしてよくニラみました →正解
第12問 この頃からおモテになられたのでしょうか →正解
第13問 無敵の時代を築き上げた大名人といえば? →正解
第14問 その大名人から香を引いた男もいました →正解
第16問 当時から棋界のプリンスと呼ばれていました →正解
第17問 今や二人のお母さんです →正解
写真を見なくともヒントだけでわかる問題6問中、4問以上正解の方は、かなりの将棋界通といえる。
[写真を見ないとわからない問題]
第15問 早水千紗ちゃん(左)と対局(はさみ将棋)をしている私は誰でしょう? →正解:碓井涼子女流二段(当時)
第18問 僕も今はA級八段になりました →正解:丸山忠久八段(当時)
第19問、第20問
お揃いの服で頑張っています。どちらがお姉ちゃんで……
→正解:中倉宏美女流1級、中倉彰子女流2級(当時)
将棋世界の「私はだあれ?」の頁には「ヒントなしで解ったらすごい!!という難問も…」と書かれている。
私が思うに、第11問~第20問で、ヒントなしなら最も難問だと思うのは第19問の中倉宏美女流二段。
対局中に斜め下を向いている小学生時代の可愛い写真だが、メガネをかけているので、この写真から中倉宏美女流二段を思い浮かべるのはかなり難しい。
隣の第20問に、今とほとんど変わらない小学生時代の中倉彰子女流初段の写真があり、「お揃いの服で頑張っています。どちらがお姉ちゃんで……」というヒントがあるので第19問は中倉宏美女流二段であることがわかるという具合。
それにしても、中倉宏美女流二段ファンの方は必見の写真だと思う。