今日は竜王戦挑戦者決定戦第3局、久保利明二冠-丸山忠久九段戦も行われる。→中継
今年は、王位戦も竜王戦挑戦者決定戦もフルセットまで行われるという手に汗握る展開。
2006年以降でみると、
王位戦フルセット→2007、2008、2009、2011
竜王戦挑決戦フルセット→2007、2008、2009、2011
と、全く偶然だが、同期がとれている。
この6年間だけでみれば、「王位戦がフルセットまでいく年は竜王戦挑戦者決定戦もフルセットまでいく」、および、その逆も真、ということになる。
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2000年以降の竜王戦挑戦者決定戦の結果は次の通り。(左側が竜王挑戦者)
2010年
羽生○○-久保●●
2009年
森内●○○-深浦○●●
2008年
羽生○●○-木村●○●
2007年
佐藤○●○-木村●○●
2006年
佐藤○○-丸山●●
2005年
木村○○-三浦●●
2004年
渡辺○○-森下●●
2003年
森内○●○-中原●○●
2002年
阿部○●○-中田宏●○●
2001年
羽生●○○-木村○●●
2000年
羽生○○-佐藤●●
第1局に勝った棋士が挑戦者になっているケースが11年間で9回。
フルセットまでいった場合でも、第1局に勝った棋士が挑戦者になっているケースは7回中5回。
竜王戦には、1組優勝者が挑戦者になれない、というジンクスもある。
丸山九段は、今期の1組優勝者であり、かつ三番勝負第1局は敗れている。
過去のデータ的には不利な丸山九段であるが、あくまで過去のデータである。
そろそろ、”1組優勝者が挑戦者になれない”、という有名なジンクスも打ち破られて良い頃なのではないかと思う。
どちらが勝っても竜王初挑戦、非常に楽しみなな戦いだ。
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今日は、中継がかなり豪華な日だ。