平成元年の森内俊之四段(当時)。
近代将棋1989年7月号、「ニューウエーブ12人 森内俊之の巻」より。
3分インタビュー
Q1.棋士では誰が好きですか。
A1.米長邦雄。なんていってもカッコイイでしょう。
Q2.いま一番強いと思う棋士は誰ですか。
A2.南芳一
Q3.プロになって今日まで何勝何敗ですか。
A3.73勝27敗です。
Q4.好きな戦法は。
A5.やぐら
Q5.棋界はこれから先どう変わっていくと考えますか。
A5.もっと多くのファンの人達に将棋が解ってもらえるような制度に変えてゆかなければと思います。
Q6.収入と小遣いは。
A6.昨年は600万円くらい。今年は朝日で優勝したので1000万円くらいになると思います。小遣いは月10万円弱です。
Q7.好きなタレント、歌手は。
A7.南野陽子、Wink。
Q8.本はどんなものを読みますか。
A8.西村京太郎、赤川次郎。
Q9.こわいと思うことは。
A9.交通事故。
Q10.いま一番ほしいものは。
A10.ガールフレンド。
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1989年は相当な昔になる。
「いま一番ほしいものは」と聞かれて、”タイトル”ではなく、”ガールフレンド”と答えるところが微笑ましい。
今の森内名人に同じ質問をしたら、どのような回答になるのか興味深いところだ。
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南野陽子さんは1967年生まれなので森内名人よりも3歳上になるが、Winkの鈴木早智子さんと相田翔子さんは1969年と1970年生まれなので、ほとんど羽生世代。
Winkの「愛が止まらない」は名曲だった。無表情なところが魅力だ。
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