将棋だんだん

現在は関西に在住している船戸陽子女流二段が、奈良市で将棋イベント「将棋だんだん」を開催する。

棋力に関係なく、ほんわかのんびり将棋に触れてみようという企画。

日時:2012年8月12日(日)15:00~

場所:出雲そば だんだん 奈良市大宮町2-2-34

参加費:2,500円(予約制。出雲そば、スイーツ、お土産つき)

15:00から将棋を楽しんで、17:00からはそばtime。

だんだんは、山陰地方の方言で「ありがとう」だという。

スイーツは、パティシエに特別注文した蕎麦茶プリン。

申し込みも好調で、定員まで残りわずかとのこと。

新しい地での新しい形態の将棋イベント。

今後のさまざまな形での発展が楽しみだ。

将棋だんだん

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”だんだん”で思い出すのが、浅野ゆう子さんのデビュー2枚目のシングル「恋はダン・ダン」(1974年)。

浅野ゆう子さんはデビュー時は歌手だった。

長身で足が長かったため、所属事務所やレコード会社が考えたキャッチフレーズが「ジャンプするカモシカ」。

今では考えられないような感覚だ。


YouTube: 浅野ゆう子 恋はダン・ダン

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ちなみに船戸陽子女流二段は、この曲がリリースされた1974年生まれ。

同じ1974年生まれの棋士には、(生年月日順)

三浦弘行八段、安食総子女流初段、鈴木大介八段、松尾香織女流初段、

安用寺孝功六段、 矢倉規広六段、中尾敏之五段、がいる。

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そして、”だんだん”で思い出すのは、昨年5月に亡くなられた団鬼六さん。

あれは2009年1月、将棋ペンクラブ会報「木村晋介-団鬼六対談」当日の打ち上げの時のこと。

浜田山の寿司屋で生牡蠣(一人前2個)が出てきた。

私は生牡蠣が苦手なので、右側に座っていた中野隆義さんに(私の分を食べてください)とお願いした。

これで生牡蠣から逃れられる、と思って安心した瞬間、

「ボクは1つで十分やから、これ食べて」

と、斜め前に座っていた団鬼六さんが私に生牡蠣を・・・

絶対に断るわけにはいかないので、「あ、ありがとうございます。では・・」と、私は必死の思いで生牡蠣を飲み込んだ。

人生で二度目の生牡蠣だった。

それにしても、あの日の楽しい夜が思い出される。

木村晋介・団鬼六対談の夜