2013-06

インタビュー・対談

窪田義行四段(当時)「皇帝を守るべき近衛兵を前線へ派遣するような・・・。左金を前へ出すのが好きなんです」

近代将棋1994年5月号、「棋士インタビュー 窪田義行新四段の巻 個性発揮でレッツゴー」より。  昇級おめでとう。最後まで頑張ったようですね。  「ぼくは三段リーグでも一、二を争う悪粘り(笑い)なんです」  窪田さんは最終日を迎えて、四番手...
棋士のエピソード

花村一門物語

吉田、池田、野本、関口、武者野、森下、深浦、窪田と続く、故・花村元司九段一門。 近代将棋1994年7月号、武者野勝巳六段(当時)の「マリオ六段の棋界奔走記」より。  少し自己紹介を交えた思い出話をさせてください。昨今はアマ四段の実力がないと...
奨励会

深浦康市四段(当時)「三浦君とは仲がいいので、じゃあ研修室が空いてるからあそこで待とうという感じで」

近代将棋1991年12月号、「若手棋士インタビュー 深浦康市四段の巻 他力でも上がれば勝ち」より。  奨励会三段リーグの最終日。朝から三段リーグの部屋は緊張に包まれていた。28人が狭い二部屋で指すのだが、背中と背中がくっつきそうな混み方。 ...
インタビュー・対談

豊川孝弘四段(当時)「人に情に燃えました」

近代将棋1991年12月号、「若手棋士インタビュー 豊川孝弘四段の巻 人に情に燃えました」より。  今年24歳の豊川は年齢制限の26歳まであと1年半と迫っていたが、三段リーグでの成績は4勝4敗のスタート。(ああ、今期も駄目か・・・)と辛い思...
インタビュー・対談

中田功五段(当時)「飛車は切るため。なくてもいいんですよ。だからぼくは角落ちがダメ。飛車落ちは大好き」

近代将棋1993年7月号、棋士インタビュー 中田功五段の巻 バツ1からの昇級」より。  前期の順位戦で中田はいきなり2連敗の出だしだった。刺青(降級点)もひとつ入っている。ふつうならここで諦め、調子まで下り坂になるだろう。しかもこのクラスは...