2014-11

将棋ペンクラブ

将棋ペンクラブが発足した日

近代将棋1988年2月号、河口俊彦六段(当時)の「プロ棋界最前線」より。  11月27日 将棋ペンクラブ発会式  正直なところ、どうなることかと心配していたが、案に相違して大盛会だった。最悪の日時にもかかわらず出席して下さった方々にただただ...
棋士のエピソード

戦慄の三浦弘行研修会員(当時)

将棋世界1995年5月号、泉正樹六段(当時)の「公式棋戦の動き」より。 棋王戦  三浦-小野戦といえば7年程前は研修会での生徒と先生の間柄。その頃の三浦は現在では考えられない”わんぱく坊主”であった。 野獣幹事「小野さん、こんなタマが棋士に...
自戦記

羽生善治四段(当時)の超ユニークな自戦記

近代将棋1988年2月号、羽生善治四段(当時)の連載自戦記(若きエース勝負の記録)「座談会」より。 登場人物紹介 A…アマチュア8級。まだ覚えて日が浅いため将棋界のしくみなどは全く知らない。 B…アマチュア四段。将棋を覚えてから10年以上た...
随筆

「振袖を 将棋頭に むごいこと」

近代将棋1988年2月号、故・山川次彦八段の「将棋川柳と田辺聖子さん」より。  私と将棋川柳のおつきあいは長い。初段になりたての満20歳の頃、「本能寺、はしの歩をつくひまはなし」を読んで、なるほどなあ、と感心したのが初めである。  それから...
棋士のエピソード

中川大輔八段の奨励会時代の苦行

近代将棋1988年11月号、故・池崎和記さんの第11回若獅子戦準決勝〔阿部隆四段-中川大輔四段〕観戦記「チャンスは二度ある」より。  勝ったほうが決勝戦へ進む。でっかい一番である。  東京の中川四段が大阪へやってきた。関西将棋会館五階・御下...