2016-02

観戦記

森雞二九段「羽生君の側にいると念波にやられるから」

将棋世界1995年11月号、野口健二さんの第43期王座戦〔羽生善治王座-森雞二九段〕第3局観戦記「幻惑された魔術師」より。  今期の五番勝負でタイトル戦登場25回の羽生善治王座に対し、9人目の刺客として森雞二九段が名乗りを上げた。  森は羽...
戦法

悪役的存在だった振り飛車

将棋世界1995年1月号、青野照市九段の「新・鷺宮定跡」より。  私が「鷺宮定跡」を発表して、10年余りになる。イヤ、実際に初めて指したのは五段の頃だったから、もう15年以上前から指していたことになる。 鷺宮定跡は山田定跡を進歩させたもので...
読む

名人戦を創った男たち

倉島竹二郎さんの「昭和将棋風雲録」より。 実力名人戦の開始  昭和9年の夏ごろから名人戦のうわさがしだいに広がり、その独占権を各社が争っているという話が私の耳にも入るようになった。  いまでこそ名人戦のほかに、王将戦、十段戦、棋聖戦、王位戦...
将棋関連書籍Amazon売上TOP10

将棋関連書籍amazonベストセラーTOP30(2016年2月27日)

amazonでの将棋関連書籍ベストセラーTOP30。
奨励会

村山聖九段が初めて将棋世界に登場した時

将棋世界1984年7月号、神吉宏充四段(当時)の「関西奨励会の内奥に迫る 神吉宏充の突撃レポート」より。  級位陣に目をやると板谷八段門下若干14歳の杉本昌隆3級が2級に11勝4敗の星で昇級。有望新人だが、これから有段者と当たるので大変だ。...