棋士の「どんな縁起をかつぎますか?」

将棋マガジン1996年2月号、「第54期順位戦」より、「どんな縁起をかつぎますか?」からのトピックス。

羽生善治六冠 特になし

中原誠永世十段 少しありますがそれは秘密

米長邦雄九段 人はかつぎますが縁起はかつぎません

谷川浩司王将 扇子を変える事くらい

加藤一二三九段 かつがない

森内俊之八段 かつぎません

森雞二九段 企業秘密です

中村修八段 玉子焼きを食べる

佐藤康光前竜王 かつぐが秘密

藤井猛六段 勝率の良い服を多く着る

丸山忠久六段 あまりかつがない

郷田真隆六段 多少はかつぎます。扇子を替える程度

三浦弘行五段 かつがない

深浦康市五段 特になし

窪田義行四段 対局の昼は必ず鰻重

先崎学六段 かつぎません

行方尚史四段 時間を守る

杉本昌隆五段 特にない

森信雄六段 かつがない

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羽生善治六冠の「特になし」。羽生九段は、対局時の昼食でもそうだが、ゲンの悪いことがあったとしても、次回にあえてゲンが悪かった時と同じことをやって、そして将棋に勝って、克服するような流れを作っているように見える。

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森雞二九段の「企業秘密です」。世界のカジノを巡るギャンブラーである森雞二九段なので、かなり綿密な、If~Then~Elseの深淵な世界がありそうだ。

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中村修八段の「玉子焼きを食べる」。玉子焼きに至るまで、目玉焼きをはじめとして、様々な試行錯誤があったと考えられる。

風水の世界では、黄色は運気を好転させるパワーを持つとされているので、風水的には理に適っている。

そういう意味では、ケチャップはかけないほうが良さそうだ。

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佐藤康光前竜王の「かつぐが秘密」。

佐藤康光九段は2000年代、勝ち続けているときに、対局時の昼食にいつもスパゲティミートソースを頼み続けていた時期があった。前回(昼食:ミートソースで)勝ったので、次もミートソース、また勝って次もミートソース、その後もどんどん連勝が続いて、さすがにミートソースに飽きてしまったという。

それ以来、食べ物に関してだけはジンクスをかつがなくなったと、あるトークショーで佐藤康光九段が語っている。

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佐藤康光九段といえば、タイトル戦でのおやつがキウイ、という時代があった。

キウイについては、当初はジンクスをかついでいたのかもしれないが、その後は意地になって頼んでいた、もともとキウイが好きだった、など様々な説がある。

佐藤康光九段とキウイを分析する

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藤井猛六段の「勝率の良い服を多く着る」。最もお金がかかりそうな道だが、服、ネクタイ、靴下など、いくつもの組合わせを作ることで、バリエーションを増やすことができる流れでもある。

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行方尚史四段の「時間を守る」。期待を裏切らない行方流の回答だ。

 

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